料理コンクール
歴史
様々な味
メゾン・テタンジェの創立者、ピエール・テタンジェは、大の美食家として知られていました。レ・アール市場にほど近いパリ1区の議員を務め、美味しそうな匂いや食器の音に誘われて店に飛び込むことも珍しくありませんでした。
美味しい物に対するこだわりとフランス料理に関する幅広い知識を持ち、美食のプリンスとして知られるキュルノンスキーが設立した「美食アカデミー」への入会を認められるほどでした。父へのオマージュとして、クロード・テタンジェは、1967年「ピエール・テタンジェ国際料理賞コンクール」を創設。2007年以降、名称が「ル・テタンジェ」に変わりましたが、フランス料理の伝統を守りながら、さらに進化させるという使命は変わらずに受け継がれています。



コンクール
分かち合うライフスタイル
2017年、第51回ルテタンジェ料理賞コンクールは、スイスにあるクリシエ のオテル・ド・ヴィル・レストランのシェフ トム・メイヤー、歴代最年少シェフの勝利にて幕を閉じました。そしてびわこ大津プリンスホテルの日本人シェフ 坂田 知昭 、およびレストラン 「Régis et Jacques Marcon」のロマン・ガセが第二位に輝きました。
フランス料理の卓越性を国際的に促進させるため、ルテタンジェ料理賞は、多文化的な多くの影響を受けながら、さらに成長を続けるのです。プロの若手シェフを対象としたコンクールの枠を超え、この賞は2009年以来、アマチュア部門を並行的に開催しています。テタンジェ賞コルドン・ブルーは、日常生活で家族のために料理の腕をふるまうガストロノミー愛好者を対象としています。




